整理術の最近のブログ記事

さて、『活字離れ』が叫ばれて久しい昨今ではあるが、それでも、活字の本を全く読んだことはないという人はいないでしょう。少なくとも義務教育の過程では、絶対本は読みますし、大人になってからでも、何らかの形で本をよむことが皆無になることも無いでしょう。

とはいえ、本は読んでいても、こんなことを聞かれて、すぐに答えは出るでしょうか?

  • どんなことが書かれていたか?
  • 特に気にいったくだり、フレーズは?
  • どんな影響を受けたのか?
  • どういう点が優れていたか?

改めて問われると、ナカナカ難しいと思います。

「この本は確かに読んだはずなんだが、どんなことが書かれていたか、ほとんど何も覚えていない・・・」というケースが圧倒的に多いんじゃないでしょうか?

そこで、参考図書の筆者は、このような問題提起をしています。

読んだのに残らない、それは読んでいないのと同じではないか?

とはいえ、読んだ本の内容を100%忘れてしまっているわけではない、何らかのエッセンスは自分に影響を与えているはずだ、100のうち、一かニでも残ればいいじゃないか、と割り切る考え方もできます。

しかし、油断していると、昨日の食事だって思い出せないのが、人間というもの。「エッセンスが残る」なんていうのも、願望に過ぎない話で、なによりも、折角、時間を割いて読んだ本の1~2%しか残らないなんて、効率が悪すぎますよね。つまり、頭に残らない読書ではダメだということです。


じゃあ、どうやったら『読みっぱなし』をやめられるんだっていう話ですが、それに対するひとつの回答が、今回の参考図書で提唱されている、『インストール・リーディング』という手法です。ちなみに、この用語は著者の造語です。Wikipediaにも掲載されていませんが、『インストール・リーディング』でググると、たくさん紹介や感想のブログがヒットします。*このご時世で27万部売れているわけですからね・・・

ともあれ、『読みっぱなし』の反対のことをしていくわけですから、読んだ本一冊一冊から、きちんと自分なりに何かを学ぶ、ということが何よりも重要なことで、『インストール・リーディング』は、そのための一つの処方箋ということになるでしょう。

この処方箋のウリは、なんといっても、「手にした一冊と濃密な関係を気づき、読んだら読んだだけ、確実にリターンを得ることができる読書術」ということです。

そういう意味では、巷に溢れている、暗記術や速読術の類とは、一線を画する考え方とも言えるでしょう。

やり方は至って簡単。一冊のノートをフル活用して、読書をマネジメントしていくのです。

自分がどんな本を買って読み、どの部分に着目し、何を思ったか。

それをノートに書き留めていくのです。

『インストール・リーディング』とは、よく名付けたものだなと、著者には感服しますね。ノートを読書のサポートツールにすることで、読んだ本の情報を、確実な形で自分の財産にすることができるのです。

この時、100円ノート整理術をあわせて駆使することで、さらに効果はテキメンとなり、日々の生活から生まれた、ネタのタネと、読書で得た情報を、同じデータベースに、格納し、それによって、日々の生活と読書の成果で化学反応を起こしやすくなるということになります。

 

参考文献:読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング

  「100円ノート整理術」はいわゆる『情報のインプット』を行うためのひとつの処方箋になるわけですが、物事にはインプットがあれば、アウトプットはつきもの。

 何でもマメに記録していれば、自然とアイディアが生まれてくる、いわば、「100円ノート整理術」のアウトプットということになりますね。


 簡単な例で行けば、課題図書を読むのが『インプット』で、感想文を書くのが『アウトプット』ということになりますね。

 いわゆる『頭の中から出てきたもの』、手紙やメール、文書やプレゼンの内容、絵画や音楽などなどが『アウトプット』。

 逆に、取材したり、本や新聞、ネットなどから『頭に入れたこと』が『インプット』ということになります。

 ただ、『インプット』は24時間365日、生きている時間そのもの、無意識のうちに頭に入ってくるものというモノもあります。このような無意識なものと、目的を持って頭に入れたものとが、渾然一体となっているのが『インプット』の実態だったりします。

 そして、渾然一体となっている『インプット』をもとに、他人に見せる『アウトプット』を作り出すとき、その間に入るの『狙い』や『切り口』といった『アイディア』ということになります。

 インプット⇒アイディア⇒アウトプット

 となるわけですから、インプットなくして、アウトプット無し、といったところでしょうか。


 とはいえ、必ずしも『アイディア』が必要ない場合もありますね。

 料理なんかだと、分かりやすいんですが、

  • ありふれた材料(インプット)でも、三ツ星シェフが腕(アイディア)を振るえば、極上の料理(アウトプット)になる。
  • 極上の材料(インプット)でも、レシピ(アイディア)を間違えれば、残念な料理(アウトプット)になる。
  • 極上の材料(インプット)なら、込んだ手(アイディア)を加えなくてもを、極上の料理(アウトプット)になる。

 文章に置き換えれば、極限状態の体験談なんかは、ただそれだけで人を引き付けるアウトプット足りえますが、旅行記程度の体験談なら、テーマ性や切り口の『アイディア』がないと、よい文章にはなりません。

 それに、そのままの状態で出せるほどの極限状態の体験なんて、そうそうできるもんではありません。となると、日常で手に入るありふれた材料を、うまく調理するためのアイディアをコンスタントに出して、よいアウトプットを出していくのが、結局は王道ということになります。 


 

 しかしながら、『極上の材料』ほどではなくとも、いいアイディアというのも、そうそう簡単に出てくるものでもありません。いろいろ考えてみても、いいアイディアいになるのはごく一部。

 それでも、いいアイディアは常に大量のゴミアイディアの中から出てくるのは、間違いのないところ。私たちの生活を取り巻く、さまざまな発明品も、数々の失敗作、駄作の中から、奇跡的に見出された物を抽出して使っているわけですし。

 宝くじも買わなければ、絶対に当たりませんよね。それも気長に買い続けていればそのうち当たる位の気構えで無いとダメですよね。いいアイディアを出すのも同じことで、『ゴミアイディアでもOK』と思って、地道に量を稼いでいく。結局、王道はそこにあるのでしょう。


 じゃあ、どうすりゃ、アイディアの量を稼げるんだって話なんですが、それには、脳にたくさん刺激を与えること。関心を広く持って、刺激を受けやすい土壌を作っておくこと、何事にも節操なく手を付けてみることが大事だと、参考図書ではアピールされています。

 そうやって、たくさんの刺激を受けて、考えたことはいつでも引き出せるように、時系列でストックしておく。そのストック先が「100円ノート」になるというわけです。ほとんどが『ゴミアイディア』のまま終わるかもしれませんが、書き残した上で忘れて、頭をクリアにすることの方が重要です。頭をクリアにしておかないと、刺激を受けてもスルーしてしまいがちになりますからね。

 それに、たくさんの『ゴミアイディア』の中から、『そこそこのアイディア』を生み出そうと思えば、できない話ではありません。逆に言えば、ゴミアイディアなくして、よいアイディアが出てくることはありえませんからね。不良品置き場の中から、使えそうなパーツをもってきて、何とか使えるものを組み立てていくようなイメージでしょうか。

具体的に、どう組み立てていくかは、ひとまずは『紙ベースでじたばたしてみる』ことに尽きるかと。マインドマップだとか、一人ブレストだとか。まあ、詳しい方法論だとか、ノートから情報を引き出す検索術は参考図書のほうを読んでいただいた方がいいでしょうね。


あと、「100円ノート式」ならではの考え方なんでしょうが、ノートに書きとめた取り留めも無いメモも、時間の経過で情報の意味が変化する、『情報の発酵』という現象が起こることもあるのです。たいした目的もなく、過去のノートを見直してみると、いい感じに情報が発酵して、よいアイディアの素になったりもするということです。

まあ、深く考えずに、ひたすら情報を蓄積しておくこと。何の手入れもしなくても、ノートに書き留めた情報は発酵していくものなので、書き留めて忘れ、頭を軽くしておくことが、肝要だってことですね。

 

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

メモからネタまで育てる

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用途はどうあれ、ある程度パッケージされた状態で、出てくるネタ、大まかな形が見えているネタは扱うのが簡単です。

難しいのは、ネタになりそうな「何か」を書き留めておき、折に触れては考え、また日常からヒントを得て、全体像としての『ネタ』まで持っていくという場合です。

『100円ノート整理術』では、日常の些細なネタの芽の蓄積から、企画を考えて、過去のネタの芽をブラッシュアップしていき、より具体的な実行計画へと移していくプロセスが取られていきます。

具体的な事例は、参考図書を読んでもらうとして、ポイントとしては、

索引さえきちっと作っておけば、テーマがあちこちに飛ぶ思考や、途切れ途切れにフォーカスしていくネタ、断片的に具体化した考え、細切れの青写真などを呼び出して、つなぎ合わせて具体的な計画へとつむぎ合わせていくことができるということです。

『100円ノート整理術』を使えば、過去に考えたことをストックしておき、いつでも自由に取り出してブラッシュアップすることができる。どこまで考えたか忘れたり、行き詰ったりしたら、過去のメモを検索してみてもいい。

索引にタグ付けをしておけば、過去のメモを検索するのも楽ということです。

さまざまなテーマについて書かれた膨大なメモの山から、特定のテーマについて書かれた数枚のメモをピックアップする。それを索引をしっかり作っておけば、パソコンが指示してくれるというわけです。

 

さらに、こういった「断片情報」の蓄積はネタのブラッシュアップ以外にも使えます。

たとえば、営業先での「茶飲み話」やパーティー・交流会などでの「立ち話」なんかの蓄積です。

営業先での「打ち合わせ・商談内容」は詳細にメモを取っていても、本題に入る前の茶飲み話はスルーされがちですが、そういったものを記録しておいて、次の商談の際に、相手の趣味に合ったノベルティーグッズをもっていくなり、子供やペットの話題を振るなり、商談をスムーズに進めるための戦略が立てられます。

また、別の使い方としては、株の値動きの記録だったり、ハウスメンテナンスの記録だったりといった、いわば「定点観測」的なネタもこのノートで一元化してしまうこともできます。

 

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

タグで一覧を呼び出す

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「100円ノート整理術」では、ひたすら情報を一元化することに徹していますが、その一元化した情報が、検索性に乏しいものであれば、効果は薄くなります。

情報活用の前段階として、スムーズな参照ができなくては始まらないのです。

そのために、ノートには日付ラベルをつけ、別途索引ファイルを用意することになっているのですが、その際に『タグ』を巧く活用することが、参考文献では強調されています。

索引ファイルを作成するときに、

日付 タグ 概要

といった感じで書いていくのです。たとえば・・・私の場合ですが、

100414    日記    薬の減量について
100414    メモ    煮干しラーメン玉五郎
100414    ユニオン    労働相談窓口の立ち上げについて
100414    メモ    今月の引き出し額
100416    ゴルフ    練習の振り返り

といった形で、索引にして行っています。

私の場合、趣味がゴルフであることから、それに関するノートは『ゴルフ』とタグ付けし、地域合同労組関連の活動もあるので、その関係には『ユニオン』とタグ付けしています。

また、鉄道旅行も趣味なので、その旅行日記には『鉄道』というタグが、気になった新聞記事のクリップには『クリップ』というタグが付いています。

 

どういったタグをつけるかは、各個人で使いやすいタグをつければよいと思いますが、『タグをつけて、検索性を向上させる』ということが、キモになるわけです。タグをつけておけば、索引テキストに対して、『タグ』で検索できますよね。

ただ、無理をして、全てをタグ付けしようとはしないことです。厳密なカテゴリ分けは破綻するので、タグ付けも厳密にはしない。どうしても、何か付けておかなければ、気持ちが悪い場合は『メモ』とでもタグ付けしておけば良いでしょう。

 

ちょっと代わったタグ付けとして、著者が進めているのが、『関心』あるいは『興味』タグを作っておくこと。

それらでタグ付けしたものを、暇になったときに参照してみるのもありです。

人間、忙しいときほど、暇なときにやるべきことを思いつき、遊んでいるときほど仕事につながるアイディアを考え付く、そんな傾向があるようです。言われてみれば、私も思い当たる節はありますね・・・

ようは、当面必要ないことほど、あとで役に立つことが多かったりするのです。

どんなタグを使うかは、自分次第ですが、参考書籍では、著者が実際に使っているタグの一覧が紹介されているので、それも参考になると思います。

 

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

日記も一元化する

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あまり、「行動記録」と「日記」に明確な線を引く必要も無いと思われますが、あえて線を引くなら、何らかの「感覚」や「自分の考え」が書いてあるものが日記と考えておけばよいでしょう。

これらも「100円ノート」に一元化してしまいます。

 

当然ながら、「手帳」と同様「日記帳」もそれ専用のものがあったりして、毎日日記を書くことにチャレンジした方も多いでしょう。

が、「毎日縛り」というのは結構つらい。日にちの固定された日記帳に、空白が増えてくると、それをみるたびにモチベーションも落ちてくるというもの。で、そのうち、日記帳を開くことすらしなくなる。

大体、日記が続かない人のパターンはこんなものじゃないでしょうか。

 

というわけで、やはり、気が向いたときに「100円ノート」に自由な長さで書き留める。これなら、空白が空いてウンザリする事もありません。

日記とまでは行かずとも、「100円ノート」にいろいろ資料を貼ったりするので、それに対してコメントをつけるだけでも、充分日記代わりになります。

 

また、日記には心を落ち着ける効果もあるのです。

人間、生きていれば、いろいろ不安なこと、いらいらすることが出てくるものです。そうなったら、不安やイライラの原因を日記として、「100円ノート」に箇条書きしていく。

「あんな仕事引き受けなきゃ良かった」「何であの場面でしょうも無いミスをしてしまったんだ」などなど・・・負の感情をダイレクトに表現していきます。

で、全てを書き出すことに成功したときには、案外落ち着きを取り戻すことができます。さらに、書き終えてから「案外、大したことじゃないな」とか「別に命まではとられやしないし」などとつぶやいてみる。

これで、机や椅子を蹴っ飛ばしたり、回りのものに当たるよりは、よっぽど健全なストレス解消ができてしまいます。

 

それに、仕事の悩みや問題点について悶々とつづったものなどは、今後の業務改善の元になることもある「貴重なご意見」なので、なるべく詳細に書いておくと良いでしょう。

日記の効能として、昔から「自分を見つめなおすことができる」などといいますが、この精神安定作用のことをさしているのでしょう。


こういった、セルフカウンセリングこそ、日記の機能の中で、一番特筆すべきことなのかもしれませんね。

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

過去に「何をしたか」の記録も、予定の管理に劣らず重要です。

スケジュールシートを破棄せずに、ノートに貼っておくのも、あとから参照するため。ノートに貼った日の日付ラベルとともに索引化しておけば、あとから「去年の今頃の行動記録」が参照することができます。

それ以外にも、たとえば出張なんかをしたときは、その行程も時間とともに記録しておく。そうすれば、交通費の精算や、次に同じ場所に出張するときに、予定を組む手がかりにできます。

また、電車の所要時間などはネットで簡単に調べられますが、徒歩やバス・タクシーが絡むと調べられないケースが殆ど。そういった場合にも、記録をつけておくと、あとで役に立ちます。

 

また、買い物などに出かけて、何軒もの店を回ったときに、気になったものや店の名前、実際に買ったものなどを記録しておくと、あとで同じようなものを買うときに、参考にできるでしょう。とくに、季節モノの買い物なんかには効果を発揮するんじゃないでしょうか。

 

当然ですが、「業務日誌」として「100円ノート」を使用することもお勧めです。結構、会社の指定フォーマットで書かされるのは苦痛なものですが・・・

「100円ノート」メモしておくぶんには、提出する必要がないので、あくまでも自分の記録としてもっておくことができますから、大きな仕事が終わって、やることがなくなったときに、過去の仕事の記録を振り返ったりということもできますし、近年問題になっている、残業代の不払いなどの会社とのトラブル。悪質な会社は、タイムカードを押させてから、残業させるというところもありますが、自分で日誌を記録しておけば、そういったトラブルの際の証拠としても十分使うことができます。トラブルにならないにこした事はないのですが・・・


「行動記録」をつけるに当たって、やはり最も利用するケースが多いのが、年中行事の記録を調べるときではないでしょうか。

  • 去年の年賀状は誰に出したか
  • クリスマスはどこに行って何を食べたか
  • 夏休みはどこに旅行したか

などなど、プライベートなこともありますが、職種によっては、「展示会」的なイベントが年中行事に入ってくることもあるでしょう。

そういった場合、次の段取りをするときに、過去の記録が参考になるものです。業務の場合、かなりの場合、前年の繰り返しになっていることが多いので、こうやって記録を簡単に検索できるようにしておけば、次回の段取りを考えるときに、「去年はどうだった?」と記憶を引っ張り出す作業から入らなくて済むので、手っ取り早く、段取りに入れるのです。

 

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

スケジュールシートを自作する

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どんな手帳でも、必ず付属している、というかメインを占めているのが「スケジュール欄」なのですが、「100円ノート」にスケジュール欄は存在していません。

まずは、本当に必要か否か。

必要ならば、別途専用のスケジュールシートを作成し、「100円ノート」にはさむなり、剥がせる糊で貼り付けるなりして、一緒に携帯する。

必要ならば、どれくらいの予定があるか、どのくらいの書き込みスペースが必要か。

予定が少なければ、日付のブロックが並んだカレンダーのコピーで十分でしょう。

 

そもそも、通常の手帳では、1年365日について、起床時間から就寝時間くらいまでのメモリが付いたスペースがあって、これが手帳の殆どのスペースを占めていますが、そもそも、1年分の詳細な予定を常時持ち歩く必要があるでしょうか?

せいぜい、過去と未来1~3ヶ月分くらいで十分ではないでしょうか?遠い予定で重要なものがあれば、ノートの末尾に付箋で貼って置き、代替わりさせれば事足りるでしょう。


「100円ノート式」で詳細なスケジュール欄が必要な場合、別途スケジュールシートを使うことになります。ノートが代替わりする速さはランダムなので、ノートに予定を書いていくと、「明日の集合場所や緊急連絡先が前のノートに書いてある」という事態が起こります。

それを防ぐために、代替わりのときに転記するのは面倒なので、別システムにしておくのです。

そこに市販手帳並みの見易さや使用感を追求するなら、自作した方が手っ取り早い。ワードやエクセルの出番となり、作るのは面倒かもしれませんが、日付を空欄にしたものを1度作ってしまえば、あとは必要に応じて、いくらでも使い続けられます。

参考文献には、著者の作成したシートへのURLが記載されているので、そちらからダウンロードし、あとは余白を巧く調整すれば、1シート8週分のスケジュールシートの出来上がりです。

なお、著者の作成したシートは、日付と時刻は合えて空白になっていますが、それがミソです。

新しいシートを使うたびに日付を記入するので、カレンダーのようにその月しか使えないということもありませんし、4つ折のA6サイズが1週間分になりますが、その途中で月をまたいでも何の支障もありません。

何月何日から使おうが、途中でリセットしようが自由。一度、作ってしまえば、あとは必要に応じてコピーして、日付と時刻を記入すれば、良いだけです。

また、時刻はサンプルでは、15時間分になっていますが、その開始と終了は、使う人間のライフスタイルに合わせて、自在に変更可能です。朝が早い人、夜に活動する人も十分使えます。

このシートを、A4用紙の両面に印刷し、四つ折のA6サイズにして、余白を少しハサミで切って、「100円ノート」に収納します。


収納の仕方については、このブログでは触れていませんが、参考文献では、巻末にポケットを作って、そこに収納する方法が紹介されています。

私の場合は「100円ノート」に文庫本用のカバーをつけて携帯しているので、巻末にスケジュールシートを挟みこめるスペースがあるので、そこに挟んで携帯しています。

kammatsu.jpg

ちと、見にくいですが、こんな感じです。一応、巻末ポケットも作って、絆創膏が入っています。

なお、スケジュールシートの表(4週間)を使い切ったら、裏は使わずに、次のシートに移ります。その際、裏に書いてあった予定を次のシートの表に転記。使い終わったシートは、「行動記録」として、ノートに張っておきます。

自作して、気づかされるのは、市販手帳のスケジュール欄の自由度の低さでしょう。ニーズが多様すぎて、メーカーでは対応しきれません。ならば、自分の都合に合うものを自作してしまった方が、よほど手っ取り早いし、自分用にカスタマイズされているので、使いやすさも、市販手帳に優ります。

パソコンを持っていて、ワードやエクセル、お金をかけたくなければ、OpenOfficeでも良いでしょう。とにかく、表を作れるソフトが入っていて、A4サイズが印刷できるプリンタさえあれば、「100円ノートの製本」以外は全てできてしまいます。

それに、手を加えて自作した方が、愛着もわいて、徹底的に使い込んでやろうと思うものです。


ちなみに、スケジュール管理も「一元化」が基本です。

自作したスケジュールシートには、プライベートも仕事も関係無しに、記入していきます。そうしないと、ダブルブッキングの危険もありますからね。

ダブルブッキングというのは、たいてい『今手元に予定表がないけど、たぶん空いてると思います』という約束で起こってしまいます。

手帳が開けないときに、約束を取り付けられそうになっても、なるべくその場で大丈夫ですとは言わない。必ず、このシートで確認して約束するようにします。で、シートに書き込んだ時点で、約束成立です。

そうすれば、記入ミスや勘違いを除けば、ダブルブッキングは防げます。

あと、断りにくい約束をやんわりと断りたいとき。「ちょっと、手帳を見てみないとわかりません」とその場を逃れて、あとで「やっぱり無理でした」と応える。「考えさせてください」というと、乗り気でないのがばれてしまいますが、この方法ならずいぶんマシです。私もこの方法は、ぜひ実践してみたいところ。「断り下手」でずいぶん損してきた性分なモノで。

 

 

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

最小労力で「代替わり」

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ノートを使い切ったら、新品の100円ノートに【代替わり】します。そのとき、ノートの末尾から記入して行っていた、探書リストや時刻表の類は、新しいノートに書き写すことになります。

ただ、「100円ノート整理術」だと、代替わりのペースも結構速いので、これらの情報を毎回手書きしていると結構な作業量になります。

そこで、付箋の登場です。最近は「貼ってはがせる」タイプの糊も市販されているので、それを使うのも手でしょう。

探書リストや時刻表の類を付箋や、貼って剥がせる糊を活用することで、代替わりの作業を、『剥がして新しいノートに貼りなおすだけ』に済ませてしまうのです。

これで、ずいぶん作業は減るでしょう。

「100円ノート式」のデメリットの多くは、代替わりにかかわる作業になってきますが、それらも工夫すれば、最小限の労力でできますし、慣れてくると、代替わり作業も生活のリズムに組み込まれてきます。

何よりも、年に何回もまっさらなノートを取り出して手帳を一新できる

というのは気持ちのいいもので、引き継がなければ、過去の記述は目に入らないので、精神衛生上も良いでしょう。

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

ペンはなくすのが前提

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「100円ノート整理術」で、欠かすことのできないアイテムがペンですが、これははっきり言って、書ければなんだってかまいません。色分けも一切不要です。色分けが不要というのは、「色分け」という考える作業が入るためです。シンプルさを追求するなら、色分けも不要ってわけです。

また、「赤で書きたいこと」が発生したときに、手元に赤ペンがないと、それだけで書く気も失せるし、ストレスにもなりますよね。

とにかく、手近にあるペンで、重要度による色分けなどせずに書きまくるというわけです。

なので、ノート専用のペンを決める必要もありません。道具にこだわるよりも、そこらじゅうにペンを配置して、いつでも書けるという機動性を重視した方がよいでしょう。

また、ノートにいつでも書けるように・・・と考えると、ノートにペンを差しておくのも方法のひとつですが、あまりお勧めではないですね。システム手帳ならいざ知らず、100円ノートにペンホルダーはないですし、差しておいたところで、無くしたり、どこかに置き忘れたりすると、書く気が削がれてしまいます。


どこでもかけるように、確実にペンを持ち歩く方法は、ペンを至るところに用意しておくことでしょう。

スーツの胸ポケット、カバン(仕事用、プライベート用、セカンドバッグetc...)、キーホルダー、食卓、リビング、寝室などなど。

たとえば、キーホルダーにつけるならば、ゼブラから出ている「ペンポッド」はお勧めですね。なかなか、扱っているところが少なくて、私も入手には苦労しましたが、2本買って、携帯のストラップと、キーホルダーにつけています。ちなみに1本315円(税込み)で買いました。本体はなかなか見つかりませんでしたが、替え芯は容易に入手できます。それなりの規模の文具コーナーであれば、おいてありますし、ゼブラが直販(代金分+折り返し分の切手で購入可能)しているので、入手は容易です。

携帯とキーは外出するときは必ず持ってますし、両方にペンをつけておけば、どっちか取り出しやすい方をさっと出せばいい。

とにかく、ペンは自分の行動範囲のいたるところに配置しておくほうが、ペンそのものにこだわるよりも快適なメモ環境が作れること、請け合いです。

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

情報を一元化する技術 その2

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『100円ノート整理術』は実にアナログな方法のため、ペンで何かを書くというシーンがおのずと増えます。

が、ペンで何かを書くというのは、思いのほか面倒な行為だったりします。

なので、日常的にメモを取り続けるためには、いろいろと楽をする方法を身につけておかないと、続けるのも苦痛になってきます。

 

1.速記術

速記術だけでも、数多あり、それだけで書籍になってしまうほどですが、ごくごく基本的なところだけでも抑えておき、自分のやりやすいようにアレンジすればよいんじゃないでしょうか。

まあ、基本は大きな字で書くことと、略記を駆使すること、といったところでしょうか。

『100円ノート整理術』の提唱者が進めている速記テクは、

・カタカナを多用する

 カタカナはひらがなのように崩し書きによる、崩れが少なく済むので、あとで読み返しやすいというところでしょう。

・ローマ字母音抜き

 たとえば、『京都』だったら「KYT」、『大阪』なら「OSK」といった具合でしょうか。

 この方式は、2chユーザーには馴染みが深いかもしれませんね。発言に対するレスで、『詳しく書いて』といういみで「kwsk」なんて書いて、それで通用していますが、こんな方式です。

 とくに固有名詞とは相性がよいようですね。

 

ただ、この辺の速記術、私は正直苦手なんで、ノートを後で見ても、ミミズが張ったような記述が残っています。カタカナもローマ字母音抜きも、あまりまだしっくり来ていないので、まだまだ、普通の漢字とひらがなでメモを取って行っているので、特に列車に乗りながらのメモなんかは、結構崩れてしまっています。が、それでも、あとから何とか判読できているから良いのですが。

まあ、この辺の速記テクは臨機応変に、自分の使いやすいテクを使えばよいんじゃないでしょうか。略記法を思い出しているうちに、肝心のメモする内容を忘れてしまっては、本末転倒ですからね。

 

2.とりあえず貼る

速記術を使うのも面倒、というのであれば、「ノートに貼る」というのもひとつの手です。

そもそも、日常生活の中で、「両手がフリー」で「座って」ノートに向かう、というシーンは少ないもので、特に移動中なんかはそうですよね。通勤電車の車内で、メモなどそうそう取れないし、歩きでもそうあちこちにベンチがあるわけでもありません。いちいち、ノートを書くためだけに、喫茶店などに入っていたら散財もいいところ。

店頭でメモしていると不審がられることもあるだろうし、メモ禁止の店もあったりしますし。

そういう時は、なんかしら「資料」を取っておき、落ち着いてからノートに貼って、一言メモを添えておく。

「100円ノート式」は何冊でも機に背ずつ変えるから、分厚くなるのを気兼ねせず、どんどん資料を貼っていけるというわけです。

参考文献:情報は1冊のノートにまとめなさい 100円でつくる万能「情報整理ノート」 (Nanaブックス)

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