読みっぱなしは読んでいないのと一緒

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さて、『活字離れ』が叫ばれて久しい昨今ではあるが、それでも、活字の本を全く読んだことはないという人はいないでしょう。少なくとも義務教育の過程では、絶対本は読みますし、大人になってからでも、何らかの形で本をよむことが皆無になることも無いでしょう。

とはいえ、本は読んでいても、こんなことを聞かれて、すぐに答えは出るでしょうか?

  • どんなことが書かれていたか?
  • 特に気にいったくだり、フレーズは?
  • どんな影響を受けたのか?
  • どういう点が優れていたか?

改めて問われると、ナカナカ難しいと思います。

「この本は確かに読んだはずなんだが、どんなことが書かれていたか、ほとんど何も覚えていない・・・」というケースが圧倒的に多いんじゃないでしょうか?

そこで、参考図書の筆者は、このような問題提起をしています。

読んだのに残らない、それは読んでいないのと同じではないか?

とはいえ、読んだ本の内容を100%忘れてしまっているわけではない、何らかのエッセンスは自分に影響を与えているはずだ、100のうち、一かニでも残ればいいじゃないか、と割り切る考え方もできます。

しかし、油断していると、昨日の食事だって思い出せないのが、人間というもの。「エッセンスが残る」なんていうのも、願望に過ぎない話で、なによりも、折角、時間を割いて読んだ本の1~2%しか残らないなんて、効率が悪すぎますよね。つまり、頭に残らない読書ではダメだということです。


じゃあ、どうやったら『読みっぱなし』をやめられるんだっていう話ですが、それに対するひとつの回答が、今回の参考図書で提唱されている、『インストール・リーディング』という手法です。ちなみに、この用語は著者の造語です。Wikipediaにも掲載されていませんが、『インストール・リーディング』でググると、たくさん紹介や感想のブログがヒットします。*このご時世で27万部売れているわけですからね・・・

ともあれ、『読みっぱなし』の反対のことをしていくわけですから、読んだ本一冊一冊から、きちんと自分なりに何かを学ぶ、ということが何よりも重要なことで、『インストール・リーディング』は、そのための一つの処方箋ということになるでしょう。

この処方箋のウリは、なんといっても、「手にした一冊と濃密な関係を気づき、読んだら読んだだけ、確実にリターンを得ることができる読書術」ということです。

そういう意味では、巷に溢れている、暗記術や速読術の類とは、一線を画する考え方とも言えるでしょう。

やり方は至って簡単。一冊のノートをフル活用して、読書をマネジメントしていくのです。

自分がどんな本を買って読み、どの部分に着目し、何を思ったか。

それをノートに書き留めていくのです。

『インストール・リーディング』とは、よく名付けたものだなと、著者には感服しますね。ノートを読書のサポートツールにすることで、読んだ本の情報を、確実な形で自分の財産にすることができるのです。

この時、100円ノート整理術をあわせて駆使することで、さらに効果はテキメンとなり、日々の生活から生まれた、ネタのタネと、読書で得た情報を、同じデータベースに、格納し、それによって、日々の生活と読書の成果で化学反応を起こしやすくなるということになります。

 

参考文献:読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング

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このページは、キリ(管理人)が2010年5月25日 17:39に書いたブログ記事です。

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