当座預金に関する特殊な仕訳

<概要>

  • 当座借越契約は不渡り防止の救助策
  • 当座借越は負債グループの勘定科目
  • 当座借越は銀行からの一時的な借り入れ

当座預金の資金が足りなくなった場合・・・

ドラマやニュースで『会社の倒産』などが描かれる、報じられる場合によく『不渡り』という言葉が出てきます。
支払いを代行してくれる当座預金とはいっても、口座の残高以上の資金を『小切手』と振り出そうとしても、銀行は支払いを拒絶してしまいます。
この現象を『不渡り』といいます。
 
ただし、銀行と『当座借越契約』というものを結んでいると、一定の限度額までは銀行が不足分を支払ってくれます。
この際に使用される勘定科目を『当座借越』といいます。

当座借越の仕訳のルール

『当座借越』 = 負債グループの勘定科目

  • 預金残高を超えて小切手を振り出した場合 : (貸方)当座預金の減少 & 当座借越の増加
  • 借越残高を超えて当座預金に入金した時 : (借方)当座預金の増加 & 当座借越の減少

当座借越仕訳の具体例

*前提:記帳時点の当座預金残高は130万円、限度額50万円の当座借越契約を締結済み。

事例 借方 貸方
15,000円の商品×100個を仕入れ、代金を小切手を振り出して支払った。
*支払額に対して、残高が20万円不足
仕入 : 1,500,000 当座預金 : 1,300,000
当座借越 : 200,000
後日、100万円を当座預金に預け入れた。
*当座借越となっていた20万円を返済
当座預金 : 800,000
当座借越 : 200,000
現金 : 1,000,000

なお、当座借越の仕訳の際、『当座借越』の科目を使わず、『当座』だけで仕分ける方法もあるようですが、ここでは省略します。

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京都府南部を拠点にフリーのITエンジニアとして活動しています。

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